倉庫管理システム
現在の一般的な倉庫管理システムは、パッケージまたは作りこみによる在庫管理システムを使用し、多くの人の手による管理を行うことで入庫、在庫、出庫及び棚卸の管理を行っております。
これには多くの人の手間と労力が掛かるだけでなく、ミスを生じやすく、在庫管理の精度という点で問題があります。
そこでICタグを利用することで、効率よくリアルタイムに精度のある在庫管理や、在庫情報のご提供が実現されます。
ICタグは一つ一つが異なる固有のID(識別番号)を電波で発信する機能をもついわば発信機です。
特に商品価値の高い製品にはなじみやすいシステムです。ICタグを製品の梱包箱、または、製品が乗っているパレット全てに取り付け、そのICタグのICと製品情報、出荷先情報などのデータ情報をコンピュータで管理させます。
今まで人の目視による紙での管理や、バーコド等を利用して管理していた在庫を、無線によるICタグを利用することで、更に効率よく実現させます。
無線ICタグ
固有のICコードを電波で発信
最短で0.3秒に一回発信
電池内臓で10m程度まで届く微弱電波を利用
受信機で受信したICコードをコンピュータが受け取り様々な管理が可能
無線ICタグ使用例
入庫・検品時に、各製品に赤丸にあるようなラベル型のICタグをはり、リーダライタ(下図右端)で情報の書き込みや読み込みを行うことで、1製品単位の在庫状況及びトレイサビリティの管理が出来ます。
また、向かって左のように送信機タイプのICタグを取り付けることで、ロケーション管理も並行して実施出来ます。
下図のICタグ用受信機は、リーダライタにはゲートタイプもありますので、ゲート通過時に情報を読み取らせることも出来ます。
無線ICタグ構成要素
無線ICタグにすれば・・
|